2017年01月31日

無人島でコーヒーを 二島(ふたしま)編。(付録、二島外伝(笑))

2017年1月最後の日の出です。

20170131asa.jpg
気温が乱高下してて
朝から車のフロントガラスの氷に四苦八苦した翌日
半袖で洗濯干しに外へ出る みたいなことになっています。
カミサンもずっと咳。
皆様くれぐれも 体調管理を!

そんななか1月28日(土)
陽気に誘われて無人島でコーヒーでも と
二島( ここ とか ここ とか(ブログ内リンク))へ出かけました。

201701281.jpg
べた凪。

手袋が苦手なワタシ
手の防寒対策は ポギー。
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でも、この日はあたたかくて結果不要
途中で外しました。

微風のさざ波が美しい。
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いつものように
手前が黒島
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奥が二島(ふたしま)。
どピーカン。遠く多良岳方面のみ霞がかかり、山容がぼんやり。

ふたしま 北側から。
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回り込んで行くと
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こんな感じ。
201701287.jpg

ふたつの島が砂利浜でつながって1つの島になっている と言う
名前の通りの ふたしま。
説明するときに「ひょっこりひょうたん島みたい」って言ってましたが
今 そう言ってわかる人って、どれくらいいるのか知らん・・・。

この二島のカタチについて面白い資料があって

 参議院会議録情報 第015回国会 水産委員会 第21号
 昭和二十八年三月十一日(水曜日)午後一時三十九分開会

って言う 当時の農林大臣も出席している委員会の議事録で
「日本国に駐留するアメリカ合衆国軍隊の行為による特別損失の補償に関する法律案」
と言う項目に「大村湾の二島」が出ているのです。
(因みに他の議題は
 ○以西機船底びき網漁業及び運用
 かつお・まぐろ漁業の許可等についての
 漁業法の臨時特例に関する法律案(内閣送付)
 ○水産政策に関する調査の件(水産政策一般問題に関する件)
 併せて3つの議題について話し合われています)

それによると 
駐留軍が戦後から昭和27年6月までこの二島を攻撃演習に使用し
辺りの漁場が壊滅的な打撃を受けたことによる補償を受けられるかどうか
なんてことが話し合われており
以下実際の記述のコピーアンドペースト
「そこにどんどん実弾を撃ち込んだためにその島は崩れて周辺にすつかり泥が流れ込んで、
従来の岩、或いは真珠貝の発生地であるとか、
なまこの発生地はすつかり泥に覆われて駄目になつてしまつた」
コピペ以上
で、結局なんだかんだで補償は無理だから見舞金を出すってことで・・・
と言うような流れ。

この演習で島の真ん中が崩れ、今のようなひょうたん島の形になった。
と言われているようです。
何と言う歴史の流れ。

ただこの二島という呼称がいつからのものなのか定かにならなかったので、
例えば江戸時代から「二島」と呼ばれていた のだとしたら
もともと「だいたいこんな風な形」をしていたのかも知れません。
(この件ご存知の方おられましたら是非ご教示いただけますよう)

追記
これについて、すこし続きを書きました。(ブログ内リンク)
興味のある方は、是非。  追記以上。

それにしても、ほんとうに当たり前のことだけれど
「歴史」を持たないものはないんだよなぁ と。



えらい回り道を(笑)
回り道ついでにこの写真
201701285.jpg
見たことあるような景色だよなぁ とふと。

201701miezaki1.jpg
これとそっくりなのでした。
鉄分の多いこれらの地層、組成はきっと同じなのでしょう。

201701miezaki2.jpg
この一部崩壊露出した崖の部分。
ここはどこか っていうと

201701miezaki3.jpg
新漁港側から見た 三重崎 なのでした。

なんか面白くて。

えっと、
二島の話しにもどりますね(笑)。
この島、
北緯32度53分36.77秒  東経129度51分23.44秒に位置し
(島の一番高い部分)
東西(長い方)がおおよそ420m
西側の、この島で一番高い部分が21m(国土地理院電子地図による)。

時津側からだと、こんな感じ。
201701288.jpg


桟橋もだいぶ傷んできました。
201701289.jpg

上陸するとまず目につくのが
心得。
2017012813.jpg

以前にも書いたような気がしますが
今から25年くらい前、
初めてカヤックでこの島に上陸した際にも同じような看板が立っていて
その頃連絡先は確か「長与漁協」になっていたと思いますが
電話番号が書いてあって「使用の際には必ず連絡するように」と。
「えー!無人島から電話って」とびっくりし、
ここに公衆電話のボックスがある風景 なんかを妄想し、
なんだか笑えてきたものですが
今は普通にここからケイタイが使えて、
こんな時代が来るなんて と 看板見るたびにしみじみしています。

「コーヒー飲んだら帰りますから」と小声で詫びを入れて上陸。

で、
いつも食いつく(・・・)トイレ。
2017012810.jpg
見るたびになかなかすごいシチュエーション。

ちかくで見ると、
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こういうところにあるトイレとは思われないような
キープクリーンっぷり。
きっとずいぶん手間をかけて管理されています。

中を覗くと
やっぱりこんなところのトイレって過酷なんだろうな と。
2017012812.jpg

朽ちていくものとして
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ベンチ。
時間ってなぁ・・・ などと柄にもなく。


椅子にするため流木引っ張ってきて コーヒー沸す。
2017012817.jpg
何と言っても、やっぱりカタチは大切ですから(笑)
因みに向こう側に見えるのは 堂崎。
直線にしておおよそ2.5q程。思いの外近い。

30分ほど昼寝して、凪の海を帰ります。

途中
クラゲ。
2017012818.jpg
このピンクのまあるい部分が生殖器。

2017012819.jpg
これって受精卵?
もうすぐプラヌラ放出?

なんかクラゲっていちいち神秘的。


帰りはべた凪で、
しかも当日は新月にもかかわらず潮の動きが凄く小さかったので
(下げ潮、時刻を見ると漕行時には潮位マイナス20pくらいの動きでした。)
このカヤック(シミター)での自分の漕ぐペースを計ってみようと。
ログのデータを取る方法を持っていなかったので、あとで地図から距離をとりやすいように
ポイントを決めてそこを通過する形であとから地図で距離を測定することにして、
ずっと漕ぎ続けられるであろう一定のペースで艇庫に帰ることに。

結果
漕行時間が1時間2分。
途中休憩・給水はしませんでしたが、上のクラゲの写真を撮ったので
もしかしたら2分くらいはロスしたのかも知れません。
漕行の距離(ポイントからポイントへの直線の合計)が
約7.4q(地図上での計測値。因みに島の桟橋から艇庫の上陸地点まで
      直線で6.92km(何れもヤフー地図による))。

波の条件とか一切考慮に入れないとして
(そんな事ありえないのですが、今回条件があまりも良くて)
このカヤックだと1時間に7キロ程のペースで っていうのが
ワタシの漕力って事ですね。

次機会があったら
5~6メートルくらいの風の吹く
もう少し潮の動きの大きな時を見計らって
同じコースを同じ船で漕いでみたい と。



2017012820.jpg
いくら暖かいとは言え
冬の後片付けは、ちと辛い
(いやいや遊んで来てこんなこと言ってたら ばちかぶる か(笑))


今回、なんか変に大作になってしまいました。
ただ
凪の内海を片道1時間漕いで無人島でコーヒー飲んで来た
ってだけの事なんですけど大袈裟に・・・(恥)。

最後まで読んでくださったアナタ。
ほんとうにありがとう。

posted by たみ at 16:39| 長崎 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | シーカヤックで散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
シミターで7kmとは凄い漕力ですね❗速い速い❗



自分は春からシーカヤック体験ガイドをしたいので今日でサラリーマン生活が終わり、バイト生活に突入いたしました(笑)

後、西彼で民泊を開くべく、空き家物件を仮予約しております。

大改造が必要な時は助っ人に来てください\(^o^)/
Posted by あおたんと at 2017年01月31日 20:03
おお!
噂には聞いておりましたが いよいよなのですね。
新しい門出、お祝い申し上げます!

いつでも声をおかけください。
猫よりは少し役に立つと思われます(笑)。

その前にいちど基地にお邪魔せねば!
Posted by たみ at 2017年01月31日 21:16
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