2011年05月25日

ホキ美術館で 考える。


hokiam6.jpg

ホキ美術館に行ってきました。(公式HPへ

ホキ美術館っていうのは、

日本初の写実絵画専門美術館です(HPより)

ってことで、つまり、
「写真じゃないのか?写真と違うのか?」というような絵ばかりのコレクションで有名な
美術館なのです。

そのユニークな建物は建築方面でも有名で、
是非一度は、と、今回ようやくかなって。

「表現するって言う事」とか、ものすごく考えさせられました。

例えば表現衝動の昇華 なんて事考えてみると、
たろさのように、「爆発だ!」って言ってもらったほうが、
断然わかりやすいし、
抽象画のほうが、まだ理解できる気がする。
(あの、あくまでも表現衝動の昇華 という事で言うと、です・・・)

表現に対する何らかのパッションがあって、
能動的主体的にそれを開放する と。
で、その行為として、
対象と向き合って、何日も何日も(例えば)一枚一枚葉っぱをかき続ける と。
そこがうまく理解できないのです。
そこで、なにか眩暈がしてしまうような恐ろしささえ感じるのです。
「爆発だ!」と言ってもらったほうが判りやすい というのは、
そういうことなのでした。

絵を見進めて行くのが、なかなか大変でした。
他の展では感じた事のないような 疲れ があって
妙に消耗してしまうのです。

都合4時間ほどを過ごしたのですが、途中休み休みでないと、
見続けることができませんでした。

で、少しわかったことは、
「表現」というのは、
エネルギーを開放する行為だとは限らない と。

ここに並んでいる絵を見ていると、
超写実 の絵っていうのは、
強いパッションの信じられないような持続があって、
そのエネルギーがじっくりと降り積もるように蓄積されたものなんだな
と言うことが、実感として伝わってくるのでした。

絵の中にこめられた想像できないほどの膨大な量のエネルギーが
じかに私のなかに流れ込んでくるようで、
心底疲れました。


で、見ているうちに
ふつふつと疑問がわいてくるんですね。
何故写真じゃないんだろう。
実際「写真みたい」という声を沢山聞きました。
何故
表現としては、ほんとうに「ものすごい遠回り」だと思えるこの手法をあえて選び、
表現し続けるんだろう って。

表現の多様性のこととか
何故人は表現せずにはいられないんだろう とか、
「表現する」って言う事について、ものすごく考えさせられました。


ホキ美術館、
行けてほんとうに良かったです。
でも、しばらくは もう良いです。
でも、石黒さんの特集なんかがあったら、また来てしまいそうです。
でもやっぱり、しばらくは、もういいです・・・(笑)。


以下、
だらだらと写真が続きます。

JR外房線 「土気(とけ)」駅で降りて、
hokiam1.jpg
鳩の糞に注意しながら(・・・)
南口バス停へ。

hokiam2.jpg
ここのバス停が、手前から2・1 と並んでいるので、
「あ、反対だ」と、反対方向へ行ってみると、降車専用のバス停だったりして・・・。

で結局、上の写真の1番左奥にある
千葉中央バス南口3番乗り場から
「あすみが丘ブランニューモール行き」に乗り

hokiam3.jpg


hokiam4.jpg

「あすみが丘東4丁目」で下車します。
この間、5〜6分。

hokiam5.jpg
10時半過ぎにつきましたが、
駐車場はすでに満車。
「すごいですね」と係りの人に尋ねたら、
「休館日の次の日は、いつもの平日より多いんですよ」と。
因みに、火曜が休館日です。

hokiam7.jpg


うまく高さが抑えられていて、
威圧感は全くありません。

hokiam8.jpg



hokiam9.jpg




hokiam10.jpg


入り口を入るとすぐに行列ができていました。
おお、と並ぶと、じつはその行列は、レストランの昼食の予約の列だったりして・・・。

hokiam11.jpg



ここが有名な「宙に浮いた」第1展示室のある展示棟。
hokiam11.5.jpg


わあ
hokiam12.jpg


不思議
hokiam13.jpg


ほー
hokiam14.jpg


と、ぐるりと歩きながら、とにかく写真を撮らずには居られないのでした。
hokiam15.jpg



敷地の高低差が、
ほんとうにうまく利用してあります。
hokiam16.jpg



細長い廊下状の複層した棟が4つ。
そのうちのひとつは、エントランスとレストランで
みっつが展示棟。
hokiam.jpg


これは、レストラン部分にしつらえられた窓。
hokiam17.jpg



で、
この美術館がどんな場所に建っているのかと言うと、

hokiam18.jpg



駐車場越しに。

hokiam19.jpg



長崎で言うと、
ダイヤランド とか、久山台 とかいったような、
「宅地開発をされた住宅地」の端に立地しているのでした。
(隣は、千葉市最大の森林公園「昭和の森」です)。

外から見ると、高さを抑えてあるし、間口がそんなに広くないので、
ほんとうに違和感無く景観に溶け込んでいます。

それで居て中は計算されつくされているようで、
外から見るより10倍も広い感じ(言い過ぎか?)で、
天井も窮屈な印象は全くありませんでした。

ホキ美術館 5月27日までは入れ替えのためお休みで、
2011年5月28日〜11月13日まで、
開館記念第2弾として
「時を越えてー静物と風景画展」が開催されるようです。

東京からだと電車で一時間程。
んー、
「私は」凄く面白かったです。行ってほんとうによかったです。
と、
今回は、こんな締めで。


追、
千葉へ行く というので、「地震」の直接的な影響もあるのかな、
と思っていましたが、
車窓から眺めた限りでは、判りませんでした。

ただ
人に会いに行った福島市では、
地震の後遺症で、屋根にブルーシートをかぶせている家が散見されて、
「余震っていうから、ちょっと揺れる くらいのイメージになっちゃうけどさ
 余震のいっこいっこが けっこう大きな地震 なんだからね。」
というような強い余震がまだまだあるし、
いつまでたっても不透明な原発の問題もあって
なかなか落ち着かないようです。

なんて言って良いのか、
希望を持てる国であってほしいです。
そのためにすこしでもできることを、考えなくちゃですね。
posted by たみ at 17:57| 長崎 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 半島人のお出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月24日

東京国立博物館に、特別展「写楽」を見に行く。


「東京国立博物館」略して「トーハク」
(本人がそう名乗ってるんですもん。「トーハク」)へ、
特別展「写楽」を見に。

110524tohaku4.jpg

平成館(いわば「別館」)にて。

110524tohaku5.jpg

写楽作とされている版画146点(異説もあるやに)のうち
142点が集まった最強の写楽展だという評判ですので、是非もんで。

今まで見た(数少ないんですけど・・・)博物館、美術館の展のなかでも、
一番か と言うくらいに 出色!
ものすごくわかりやすく、ものすごく工夫され、理にかなった展示。
展示品も、展示の内容も、展示の方法も すばらしいものでした。
写楽のみならず、浮世絵に興味をお持ちで、
機会が作れるようでしたら、強くお勧めします。
是非是非。

あ、ご覧になる場合は、
最低でも4〜5時間くらいは見ておいたほうが、良いかもですよ。
あと、
平日に行きましたが、午後から人がぐっと増えてきましたので、
じっくり見られるように、早い時間のお出かけを。



特別展「写楽」

会場
   東京国立博物館(上野公園) 平成館

会期
   2011年5月1日(日)〜6月12日(日)
      (5月 16・23日休館)
開館時間

   9:30〜17:00
      (土・日・祝日は18:00まで開館。入館は閉館の30分前まで)


観覧料金(基本)

    一般1500円、大学生1200円 高校生900円

詳しくは、公式HPへ。



こちらは、本館。

110524tohaku1.jpg

110524tohaku2.jpg

110524tohaku3.jpg

本館の「特別5室」では、
特別展「手塚治虫のブッダ展」が、
2011年4月26日(火) 〜 2011年6月26日(日)
の予定で開催中。
こちらも、詳しくは公式HPで。


因みに
本館の写真の向かって左側の大きな木には、ちょうど花が咲いていて
110524tohaku6 (640x437).jpg

こんな説明書きがありました。
110524tohaku7.jpg



それにしても、
本館はともかくとして、この東京国立博物館の「平成館」
やたら気合の入った大宰府の九州国立博物館なんかと比べて
(例えばここ とか ここ とか(ブログ内リンク))
えらいあっさりとした建物ではあるなぁ なんて事を。



今回東京で1番印象的だったのは
とにかく、「暗い」と言うことでした。
自販機の「商品を照らす部分」の電気が消えている(!) とか
(お金を入れるあたりだけが
 なんだか 蛍 のように、ぼんやりと明るかったりするのです)
居酒屋の入り口の看板の電気が灯いていない とか、
「節電」に対する切迫した感じ だけをとってみても
震災から受けたインパクトが、九州とはずいぶん違うんだな と
改めて強く感じました。


いろいろ思う事もありましたが、
ここでは、
東京国立博物館 特別展「写楽」を「是非ものでお勧めする」
ということでひとつ・・・。


posted by たみ at 13:59| 長崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 半島人のお出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月23日

夜の長崎県立美術館

2011年5月21日
知人に誘われて、(中身も良く知らないまま(笑))
午後8時から長崎県立美術館で開かれる
「山岳民族」の人たちの布を使用した と言う
フェアトレードなんかも関係する(らしい)
ファッションショーへ のこのこと。

110521kennbi.jpg

思いの他多くの人たちが集まっていてびっくり。

110521kennbi1.jpg

肝心の「中味」である洋服の事は あれ なので
なに なのですケド(・・・・)

110521kennbi2.jpg

夜の美術館 っていうのは、なかなか面白い「場」になっていて
挙動不審者と化して(もともとじゃないか?と言う声はこの際無視して(笑))
きょろきょろと(残念ながら、込んでいてあまりうろうろできませんでしたが)

ただ単純に「インタレストな催し」として
野次馬としても楽しめたのでした。

110521kennbi3.jpg

慣れていない(であろう)仕切り で
ちょっとくたびれましたが・・・。

ま、
こんな一日も悪くないね と、嫁と。


posted by たみ at 17:39| 長崎 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 半島人のお出かけ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月20日

ペーロンの練習


5kmほども先になるのでしょうか、
三重漁港(旧)から、ペーロンの太鼓の音が響いてきました。

おお、そんな季節なのね と、ちょっとのぞきに行ってみると、
港の中で、4チームがひしめき合って「熱く」夜間練習中。

110520mie.jpg

なんか血が騒ぐ(笑)。
posted by たみ at 23:45| 長崎 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 半島日記 季節の便り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月09日

西彼杵半島山間部の鯉のぼり。


西彼杵半島山間部の鯉のぼりの佇い。


さ、鯉のぼりは、どこでしょう。
110507a (640x427).jpg



もう少し近づいてみると。
110507b (640x427).jpg



110507c (640x427).jpg

おお あんなところにも暮らしがあるんだなぁ、と
ちょっと感動したりしつつ。

(鯉のぼりを揚げるときに、こういう風に
 垂直方向の竹(ポール)と水平方向の竹(ポール)との2つを組み合わせるやり方は、
 以前私が住んでいたイスカンダル(笑)では、見たことがありませんでした。
 長崎に来てからはじめて見たのですが、
 絡みにくいし、泳ぐ姿も美しいし、
 なんて合理的な方法なんでしょう と、感心・納得したことを思い出しました。)
 

お雛様は3月3日が過ぎると大急ぎでなおされますが
(あ、なおす っていうのは、
 片付ける っていう意味で使われる方言です。
 私がイスカンダル(だから・・・どこ?笑)から引っ越して来たばかりの頃、
 「ちょっと掃除機なおしといて」と言われて
 「えー、そんな技術無いし・・・」とびっくりしたりしていました。
 さておき。)

鯉のぼりは、節句を過ぎても、あちこちで、しばらく空を泳いでいますね。
なんかお得(笑)。


posted by たみ at 12:41| 長崎 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 半島日記 季節の便り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月06日

夕陽丘そとめ レストラン「ラ・メール」


連休(いちおう)最後の日、
なんだかねー とお互い顔を見合わせて、
「ウチで晩御飯」を放棄。
連休で今日(5月5日)まで特別「夕食もバイキング(ブログ内リンク)」の
夕陽丘レストラン ラ・メール(ブログ内リンク)へ無言で阿吽の合意(笑)。

どうせなら夕陽の沈む時刻に。
って言うんで、6時半ごろ到着。
110505yuuhigaoka1.jpg
良い感じの(?)込み具合でした。
(連休中は、駐車場が一杯で道にずらーっと駐車していた日もあったんですって。)

(なんとなく習慣になっているもんですから)見上げた大城公園展望台(ブログ内リンク)に登っていたのは、
110505yuuhigaoka2.jpg
鳶。


日没頃には、沢山の人が夕陽を眺めに。
110505yuuhigaoka3.jpg
ワタシタチは、久しぶりのバイキングをいただきながら窓越しに。

日が沈むと
110505yuuhigaoka5.jpg
ひゅうと気温が下がって、
気が付けば、三日月の他には、誰もいなくなっているのでした。



posted by たみ at 14:01| 長崎 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 半島で食べよう! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月04日

雪浦ウィーク本日終了。夕陽丘そとめにはキャンピングカーがいっぱい。


2011年5月4日
雪の浦ウィーク最終日でした。

(明日5月5日は、皆さん午前9時に集合して
 看板 のぼり の撤収をされるそうです。)

今年は無理かな、とあきらめていましたが、ちょっと時間がとれたので、
じゃ と
このブログ宛てにメールをいただいていた、
「凧道楽」さんに伺いました。
到着したのが、4時30分。
「凧道楽」さんは、5時まで ということで、
遅い時間に、失礼いたしましたです はい。

首都圏からIターンで雪の浦にこられて4年 という
原発問題に取り組んでおられる「凧道楽」さん
雪浦に、すっかりなじんでおられるご様子。

110504yukinoura.jpg

雪浦川の支流である河通川(ごうつうがわ)を見下ろす高台にあって、
それはそれは気持ちの良いお宅でした。

そんで、6時まで開けていらっしゃる
タナカタケシさんのアトリエへ。(ブログ内リンク)
(いつもぎりぎりでスミマセン。
 しかも遅くまでほんとうにスミマセン。
 えっと、あんまり反省してなくてスミマセン(笑))

110504yukinoura1.jpg

今年は二箇所にしか行けなかったけど、
時間とれてよかった。
ありがとうございました。

帰りの国道202号線 雪浦辺り。
110504yukinoura2 .jpg


夕陽丘そとめで夕焼けの続きをぼんやり眺めて帰りました。
110504yuuhigaokasotome.jpg
それにしても、黄砂が凄いです。

そうそう
夕陽丘そとめには、ざっと5〜6台のキャンピングカーが
止まっているのでした。
110504yukinoura3.jpg

posted by たみ at 20:51| 長崎 | Comment(2) | TrackBack(0) | 半島日記 季節の便り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月02日

シーカヤック 大村湾の無人島でキャンプ。二島(ふたしま)編


二島(ふたしま)へ。
大村湾無人島キャンプです。

30日の予定でしたが、
天気予報があんまりなので、一日延期。
嵐のような夜 延期して正解でした。
一日過ぎた今日は、べたなぎ。



110501futasima1.jpg
明るいうちに着きたかったけど、
あれこれしているうちにこんな時間に。
新月の黄昏時、一人でサミシク漕ぎました。
近づいてくる島の
先発隊の焚き火のあかりが、シアワセです。
(何写ってるかわかんないですよね。
 いいんです(笑))



110501futasima2.jpg
海岸でのキャンプが山のキャンプと大きく違うのは、
荷物を沢山持って行く事ができる と言うことと、
気兼ねなく焚き火ができる、と言うことでしょうか。
(よい子は、あとしまつをちゃんとします。はい。)



朝、黄砂が凄い。
110401futasima4.jpg
たぶん内海でしかみられない
凪の海です。



キャンプサイト。
110401futrasima3.jpg


こういうハイセンスなおっさん(笑)もいるのです。
楽しい。
110501futasima5.jpg


いつものように、
この橋をくぐって。
110501futasima9.jpg



お。

110501futasima7.jpg





到着前、カヤックと遭遇。
110501futasima6.jpg
「海でカヤックとすれ違う」って、相当嬉しいできごとなんですよ。

同じクラブのメンバーなのでした。


お昼前に帰りつきました。

いつものように、
無事の報告とお礼。

110501futasima8.jpg

良い時間でした。
実に良い時間でした。

Mさん、誘ってくれて、ほんとにありがとう。
そして、
ありとあらゆるものにありがとうを。

さ、仕事仕事。

posted by たみ at 14:14| 長崎 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | シーカヤックで散歩 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする